W魔チャート FAQ
1. なんで「ひっこみじあん」なの?
2. ルカニないからボス戦不利だよね?
3.このチャートのメリットは?
4. 純盗なのはなぜ?賢者にしたら?純盗のメリットは? *追記追加
5. 魔法使いの一人を賢者にするのはどう?
1.なんで「ひっこみじあん」なの?
勇者が回復役となることがあるので、MPが上がりやすくかつHPが上がりやすいものを採用しました。
最終的には「なまけもの」でやるつもりです。
2. ルカニないからボス戦不利だよね?
はい。賢者のいるチャートと比べると、ルカニがない分不利なことは間違いないです。
ただ、このチャートの場合、盗賊がくさなぎのけん(ルカナン)を使ってルカニの代用をします。
そして、私としてはルカニとルカナン(くさなぎのけん)に差はあまりないと考えています。
こちら→ルカニとルカナンについて
3.このチャートのメリットは?
嫌な返答の仕方になるかもしれませんが・・・
「RTAでのメリットという言葉はおそらく「早さ」とセットだと思います。その意味では、メリットはありません。従来のチャートのほうが早いからです」
4. 純盗なのはなぜ?賢者にしたら?純盗のメリットは?
純盗なのはなぜ?盗賊を賢者にしたら?に対する回答として、
賢者にしなくてもいけたから、が主な理由です。
後付け?の賢者に転職しない理由として・・・
まずはじめに、本チャートにおける純盗と従来のチャートの賢者を比べてみます。
RTAにおいて賢者が使う魔法は、
「ニフラム」「ピオリム」「マヌーサ」「ルカニ」「スクルト」
「ラリホー」「リレミト」「マホトーン」「ベホイミ」「メラミ」
の主に10種です。(他にもあったらごめんなさい・・・)
・本チャートの純盗と比べて、特にメリットのない魔法
「スクルト」については、魔法使いが2人いるので問題はないです。
「ラリホー」については、ねむりのつえで代用できるので問題はないです。
「メラミ」については、ゾーマ戦で使うぐらいなので、問題はないです。いなずまのけんで代用できます。
・本チャートの純盗と比べて、メリットのある魔法
「ルカニ」については、純盗は「くさなぎのけん」を振れますが、ルカニのほうが優秀です。
「ベホイミ」は、「ホイミ」二回分の回復量があるため、「やくそう」「ホイミ」での対処に比べて、戦闘中に安定と早さをもたらします。
「ニフラム」については、本チャートでの勇者のみの「ニフラム」に比べて、エンカ処理が早くなり事故が起こりにくいです。
「マホトーン」については、本チャートではバラモス戦時に「まふうじのつえ」のみで呪封を行うため、もし「マホトーン」があれば事故が起こりにくいです。
・あったら便利程度の魔法
「ピオリム」については、使う頻度が少ない魔法なのであまり問題視していません。
「マヌーサ」については、スクルトで代用可能です。でも、あったら便利です。
「リレミト」については、本チャートはちきゅうのへそでデスルーラをします。明らかにリレミトのほうがはやいですが、大きな差はでないはずです。
以上のように、「賢者に転職する」ことで得られるメリットは主に「ルカニ」「ベホイミ」「ニフラム」「マホトーン」と考えています。←後からでてきます
次に、「盗賊のまま」で得られるメリットについてです。以下の4つです。
・転職をしないことによって盗賊のレベルが高いままなので、ガルナout以降のHPがうはうは。
・転職にかける時間をなくせる。ガルナに二回登る必要がない。
・すばやさが高い。
・他にもいろいろあると思う・・・。
「盗賊のまま」で得られるメリットは主に上記のものであり、「賢者に転職する」ことで得られるメリットと比べると、
「賢者に転職したほうが得じゃね?」と思われる方が多いかと思います。
では次が本題です。
「本チャートにおける盗賊から賢者に転職する」ことへのデメリットについて説明します。
簡単に言えばガルナの塔でのメタル狩りに時間がかかるのです。
1回目のガルナは、盗賊・魔・魔の3人でメタルを狩り、盗賊のレベルを20にして賢者に転職させます。
本チャートでは、盗賊を17〜19で落とすので、この時点で早さにデメリットが生じます。
2回目のガルナは、賢者・魔・魔の3人でメタルを狩り、魔法使いのレベルを21にしてバイキルトを覚えさせます。
このとき、「賢者に転職する」ことで得られる4つの魔法をすべて覚えるためには、賢者のレベルを14にしなければなりません。
つまり、間引くことはできず、かならず3人でメタルを狩る必要があります。時間がかかります。
以上のデメリットから、私は盗賊を賢者に転職することに戸惑いがあります。
ぶっちゃけ賢者のほうが早いかもしれませんが、私は盗賊でいきます。いけちゃうんだお・・・。
追記:盗賊を賢者にするとゾーマ戦が運ゲになります。なぜなら、魔戦の後攻石で戦うことになるからです。これは、盗賊の先攻石より圧倒的に勝率が悪いです。
結局のところW魔の場合、盗賊のままでバラモス戦を運ゲにするか、賢者にしてゾーマ戦を運ゲにするかの選択が迫られます(今のところ)。
魔・魔・僧侶・勇者→魔戦・魔盗・僧侶・勇者というチャートだとうまく両方をカバーできるけど、さてさて・・・
5. 魔法使いの一人を賢者にするのはどう?
よくある質問ではないですが、リスナーさんから提案があったのでそれに対する回答です。
結論から言いますと、採用できません。その理由の前提として、
魔法使いの一人を賢者に転職した際のパーティーは、勇者・盗賊・魔戦・「魔賢」になります。
ここに至るまでの過程には、ガルナの塔でメタル狩りのレベル上げを必要とします。
具体的には、魔法使い2人のレベルが21になるまでレベル上げをし、基本的にはバイキルトを覚えているほうを賢者にし、覚えていない方を戦士にします。
*転職のタイミングについては、バイキルトを覚えたらすぐでも、ボストロール戦後でも結果は同じなのでここでは特に問題にはしません。
では、なぜ採用できないのか説明をしていきます。
バイキルトを覚えた後すぐに魔賢になった場合、バラモス戦までに得られる経験値は主に
「ボストロール戦」「ネクロゴンド道中」「おろち1」「おろち2」です。
ボストロール戦後は一人当たり625exp、ネクロゴンド道中は1000exp前後、おろち1は520exp、おろち2は2010expです。
合計すると、4155exp前後で、ボストロール戦での魔賢のレベルは11もしくは12に上がるかどうかです。
また、おろち1、2でのレベルは良くて9or10といったところです。
ここまでで言えることは、バラモス戦までにおいて魔賢にすることで得られるメリットは本チャートと比べると特にない、ということです。
その理由として、
「3. 純盗なのはなぜ?賢者にしたら?純盗のメリットは?」の中で説明した、
「賢者に転職する」ことで得られるメリットである「ルカニ」「ベホイミ」「ニフラム」「マホトーン」のうち、
「ベホイミ」「マホトーン」を覚えていないからです。
* ルカニとルカナンについて
ルカニとは、敵一体の守備力を0にする補助魔法である。
ルカナンとは、敵グループの守備力を半分にする補助魔法である。
ルカニとルカナンを比べると、ルカニが効いた場合一度で敵の守備力を0にできるのに対し、
ルカナンが効いた場合、敵の守備力を半分するだけであり、何度も唱えることでようやく敵の守備力を0に近づけることができる。
DQ3RTAの場合、ルカニを使用するときはボス戦に限られており、
敵グループに有効であるルカナンはボス戦ではルカニよりも劣ることは間違いない。
では、実際のところルカニとルカナンにはどのくらい差があるのだろうか。
以下の表は、攻撃力(バイキルト使用)と守備力の関係から算出される与えられるダメージである。(わかりづらいかも・・)
|
守備力 0
|
守備力 50
|
守備力 100
|
守備力 150
|
守備力 200
| ボスの守備力 |
攻撃力 200
|
77〜119
|
67〜104
|
58〜89
|
48〜74
|
38〜59
| ボストロール120
|
攻撃力 250
|
96〜149
|
87〜134
|
77〜119
|
67〜104
|
58〜89
| やまたのおろち68
|
攻撃力 300
|
116〜179
|
106〜164
|
96〜149
|
87〜134
|
77〜119
|
|
攻撃力 350
|
135〜209
|
125〜194
|
115〜174
|
105〜159
|
95〜144
|
|
攻撃力 400
|
155〜239
|
145〜224
|
135〜209
|
125〜194
|
115〜179
| バラモスブロス300
|
この表から読み取れることは、敵の守備力の高さによってルカニとルカナンの効果の差が変わってくるということ。
敵の守備力が低ければルカニとルカナンの効果の差は小さく(やまたのおろち2)、敵の守備力が高ければ、ルカニとルカナンの効果の差は大きくなる(バラモスブロス)。
まあこれは表にしなくても、直感的にわかることですね。
では、本題にうつります。
私は、本チャートでは、ルカニとルカナンに大きな差はないと考えています。差がでるのはゾーマ戦ぐらいと思っています。
理由を説明していきます。
本チャートで、ルカニを覚えた場合、使用される場面は「ボストロール」「やまたのおろち1・2」「バラモス」「キングヒドラ」「バラモスブロス」「ゾーマ」です。
本チャートで、ルカナンを使用できるようになるのは「やまたのおろち1」後で、くさなぎのけんを代用します。使用される場面は「やまたのおろち2」「バラモス」「キングヒドラ」「バラモスブロス」です。
・ボストロール戦比較(守備力120)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン200〜300程のダメージが与えられます。
ルカニを覚えていない場合、毎ターン150〜250程のダメージが与えられます。
平均的な早さはおそらくあまり変わらないですが、ルカニのほうがタイムにばらつきがでやすいです。(良い意味でも悪い意味でも)
・やまたのおろち1比較(守備力68)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン250〜350程のダメージが与えられます。
ルカニを覚えていない場合、毎ターン200〜300程のダメージが与えられます。
上の表を見てわかるように、おろち1・2の守備力はあまり高くないため、ルカニがあろうとなかろうとそこまで差はでません。
・やまたのおろち2比較(守備力68)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン250〜350程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、ルカナンが一度効けば、毎ターン200〜300程のダメージが与えられます。
上の表を見てわかるように、おろち1・2の守備力はあまり高くないため、ルカニとルカナンにそこまで差はでません。
・バラモス比較(守備力300)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン400程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、ルカナンが一度効けば、毎ターン200程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、3回効けばバラモスの守備力を35程までに下げることができ、ルカニとほぼ対等になります。
しかしこの3回は、賢者・僧侶の行動「ルカニ・マヌーサ」の2回を比較すると、1ターン損と、マヌーサ効果損です。
ここまで書いてよくわかりました、バラモス戦はかなり不利ですね、まあここは運ゲなので・・はい・・
・キングヒドラ比較(守備力150)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン400程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、ルカナンが一度効けば、毎ターン300程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、2回効けばバラモスの守備力を35程までに下げることができ、ルカニとほぼ対等になります。
ルカナン1回でも十分なので、ルカニと比べると1・2ターン損程で撃破になると思います。
・バラモスブロス比較(300)
ルカニを覚えている場合、ルカニが効けば、毎ターン300程のダメージが与えられます。
ルカナンの場合、ルカナンが一度効けば、毎ターン200程のダメージが与えられます。
ここは戦略がかなり異なるので、きっちりとした比較はできませんが、
ルカニを覚えているチャートと比べると、2ターン損程で撃破になると思います。ここの2ターンって大きいよね・・
・ゾーマ比較(守備力200)
ルカニを覚えているチャートは、最短で5分台。
本チャートは、最短で6分台。
さて、ここまでルカニとルカナンの話をしてきましたが、
なぜそもそもこの話なのかと言えば、相手に与えるダメージ量が相手の守備力と関係しているから。
しかし、DQ3では、与えるダメージは相手の守備力よりも自分の攻撃力に強く依存します。重要なのは、攻撃力です。
本チャートと従来のチャートを比べて、本チャートが圧倒的に劣る点は、
裏の世界に行くまでの、勇者のレベルの低さです!!!!!攻撃力がとにかく低いのです。
つまりルカニのあるなしよりも、勇者の攻撃力の低さのほうが問題なのです。